デザイン素人のChatGPTを活用した無料でできるLINEスタンプの作成と販売:ステップバイステップガイド

- 副業を始めたいけど何から始めればいいかわからない
- ChatGPTを少し勉強したけど、何に使えばいいかわからない。
- Lineスタンプを作ってみたかったけど、デザインは素人。
こんな悩みにお答えします。
この記事の内容
- Lineスタンプの企画の作成
- ChatGPTを用いたLineスタンプ画像の作成
- Lineスタンプ画像の加工
- Lineスタンプの販売
本記事の信頼性

- 工学博士
- デザイン素人
- 生成AIに関する講義や講演多数
ChatGPTの凄さはわかるけれど、実際に何に使えばいいかわからないですよね。
今回は、そんな「手軽で実践的なChatGPTの活用方法を探している」方へ向けて「ChatGPTを活用したLineスタンプの作成と販売」の方法について解説しています。
デザイン素人の私も実際に「ChatGPT」によって、「Lineスタンプを販売」できました。
この記事を最後まで読めば、「ChatGPTの実践的な活用方法」を知り、「新しい収入源を見つける」ことができます。
「自宅でできる副業を探している」方や「Lineスタンプを作成してみたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
ChatGPTを活用したLineスタンプの販売
生成AIを活用することで、LINEスタンプの販売が可能です。まず最初に、Lineスタンプの企画を作成します。次にChatGPTを用いて画像を作成します。そして、これらの画像を加工し、LINEスタンプとして適した形に仕上げます。最終的に、完成したスタンプをLINEプラットフォームに登録します。

Lineスタンプの企画
LINEスタンプの企画作りに最適なビジネスモデルフレームワーク「リーンキャンバス」を紹介します。リーンキャンバスは、ビジネスモデルを顧客セグメント、課題、独自の価値提案、解決策、チャネル、収益の流れ、費用、主要指標、圧倒的な優位性の9つの要素に分けます。リーンキャンバスは企画のチェックリストとして機能します。

顧客セグメント
まずはこれから作るLineスタンプの最初の顧客を決めます。自分や身近な人だと考えやすいでしょう。今回は例として私自身を最初の顧客に設定します。属性は30代の日本人の男性で、Lineを家族や友人との交流にも仕事にも使用しています。
課題
「課題」のセクションでは、顧客が感じている主要な問題点を上位3つ挙げます。例として、以下のような課題が考えられます。一つ目は、文章だけではどうしても冷たい印象を与えてしまうことです。二つ目は、漫画やアニメなどのIP(知的財産)系のスタンプが、相手がその作品を知っているかどうか不明であるため使いづらいという点です。三つ目は、目上の人に送る際に失礼と思われる可能性があることです。これら3つの課題を解決することが本企画の目標です。
独自の価値
「独自の価値」とは、競合他社と比較して、顧客に選ばれる理由のことです。この概念を理解するためには、ポジショニングマップを描くことが役立ちます。この記事では、例として「キャラクター性の有無」と「カジュアルかフォーマルか」の二つの軸を用いて分析します。有名なスタンプをこのマップ上に配置してみたところ、キャラクターがあるがフォーマルな位置にあるものが少ないことが明らかになりました。したがって、この企画では「キャラクターの親しみやすさとフォーマルさを兼ね備え、目上の人にも送れる」ことを独自の価値として位置づけます。

解決策
「解決策」とは、特定の課題を解決するための製品や方法を指します。本企画では、キャラクターの親しみやすさとフォーマルさを兼ね備え、目上の人にも送ることができるLINEスタンプが解決策となります。テキストデザインは、落ち着いた色味と敬語にします。
さらに、ChatGPTを使用してこのアイデアのイメージを視覚的に表現してみます。
イメージに近い画像を出力して、企画の理解を深めます。

チャネル
チャネルとは顧客に商品を届ける手段です。
知り合いや、SNS、ブログなどが挙げられます。
収益の流れ
収益の流れには主に価格設定を記載します。
Lineスタンプの販売価格は120円~610円の中から任意で選択できます。
今回は多くの人に使ってほしいため最安値の120円で販売します。
費用
費用を記載します。今回は無料のツールしか使わないため、無料です。
主要指標
主要指標では、パフォーマンスを測定するための指標を記載します。
今回は販売数を指標とします。
圧倒的な優位性
「圧倒的な優位性」とは、競合他社が容易に模倣したり、単純に購入することができないような独自の特徴や利点を指します。しかし、必ずしも圧倒的な優位性が存在する必要はありません。今回の企画では、圧倒的な優位性は特に設定しません。
企画まとめ
本企画では、30代日本人男性を初期顧客として、LINEスタンプを開発します。課題は文章の冷たさ、IP系スタンプの使用難易度、目上の人への送信時の失礼さです。解決策として、親しみやすさとフォーマルさを兼ね備えたスタンプを提案。チャネルは知り合い、SNS、ブログを利用。価格は120円で設定し、費用は発生せず、販売数を主要指標とします。圧倒的な優位性は特に設定しません。
Lineスタンプ画像の生成
実際にChatGPTを用いてLineスタンプ画像を生成します。Chatgptへのプロンプト(命令文)は「Lineスタンプ画像を出力してください」です。ただし、生成される画像には注意が必要です。時々、黄色い枠で囲んだ部分のように、予期しない「謎の第三の手」のような要素が出現することがあります。これは、画像生成プロセスの不完全さによるもので、想定外の結果が生じることがあるため、生成された画像を注意深く確認することが重要です。

Lineスタンプテキストの生成
Lineスタンプにはテキストが必要です。テキストもChatGPTで生成します。
以下の画像のように、画像をアップロードして、テキストを生成します。

Lineスタンプ画像の販売
Lineスタンプ画像への加工と販売には、Line公式のLineスタンプメーカーアプリを使用します。
①スマートフォンでLineスタンプメーカーをダウンロードしてください。

②スタンプを作る画面から、「アルバムの写真を使う」を選択し、ChatGPTで生成した画像を選択します。

③「自動切り抜き」を選びます

④スタンプにしたい画像を切り抜きます。

⑤切り抜き結果を修正します。余分な部分は「消しゴム」で消します。

⑥テキストを追加して、完成イメージを確認します。

⑦スタンプを8個作り販売申請を行います。

⑧販売情報を記入し、審査に進みます。
以下の画像は、有料で販売する際の設定です。
有料で販売する場合は、自分が使う際にはスタンプを購入する必要があります。
無料で使いたい場合は「売り上げ分配設定」で「無料ダウンロード」を選無必要があります。

⑨審査に通ったら、販売開始です。
無事に審査に通り、購入できました。審査には約1日半かかりました。

デザインをブラッシュアップする

スタンプを購入して実際に使ってみたところ、
なんと文字が背景と同化して消えてしまっていました!(画像左)
ダークモードを考慮していないデザイン素人あるあるですね。
しかも、Lineスタンプは一度販売すると修正できず、再登録が必要でした(泣)


ダークモードでも文字をわかるようにするには、文字の色を変えるか袋文字にする必要があります。
袋文字とは以下のスタンプのように、縁のある文字のことです。
残念ながらLineスタンプメーカーでは、袋文字を作ることができません。
別のデザインツールを用いて袋文字を作成します。

背景を透明化する
ツールで文字を入れるには、まず画像の背景を透明化し、それぞれの画像を切り出す必要があります。
Macであれば、標準の「プレビュー」の「インスタンスアルファ」機能で背景を透明化できます。
「インスタンスアルファ」をクリックし、背景を選択すると自動で背景以外の要素が選択されます。
キーボードで「Cmd+X」を同時に押すことで、背景を透明化できます。
その後、「プレビュー」の選択ツールでそれぞれのスタンプ画像を選択し、「Cmd+N」でそれぞれのスタンプ画像を新しい画像として切り出すことができます。
Windowsの場合はペイントやweb上の透明化ツールを活用ください。

袋文字を追加する
袋文字を追加するには、画像編集ソフトを活用します。ここでは無料のWindowsとMac両対応の「FilreAlpaca」を使用します。
FireAlpacaを起動し、「画像の新規作成」を選びます。
「幅370、高さ320」を入力し「OK」をクリックします。

テキストを新規作成します。FireAlpacaでは「ふち幅」の数値を増やすことで簡単に袋文字を作成できます。

各スタンプのそれぞれに同様に文字を追加して、透明のpng形式で保存すれば完了です。
お疲れ様です!
販売中のスタンプは以下です。
