なぜ今、エンジニアへの転職が注目されるのか?――未来を創るキャリア選択――
こんにちは、学習工学博士のきたたくです。
いま、社会のあらゆる領域で「デジタルトランスフォーメーション(DX)」が叫ばれ、ITエンジニアの求人ニーズが急拡大しています。経済産業省の試算によると、2030年には日本国内だけで最大79万人のIT人材が不足するとされ、各企業は優秀なエンジニアの確保に躍起です。リモートワーク普及や給与水準の高さ、そして将来性の明るさなどを背景に、他業界からの転職希望者も急増しています。本記事では、なぜエンジニアへの転職が注目されているのかを掘り下げながら、最新の市場動向や必要スキル、国際比較まで多角的に解説していきます。未来を創り出すキャリアとして、エンジニアという選択肢の可能性をぜひ感じてみてください。
転職市場の現状 (ITエンジニア需要と人材不足)
現在、ITエンジニアの求人ニーズは非常に高く、人材の供給が追いついていません。日本では特にエンジニア不足が深刻で、情報サービス業界の企業の約71.9%が正社員不足を感じており、その背景にはデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進によるシステム開発需要の急増があります*1。
経済産業省の試算によれば、2030年に最大79万人のIT人材が不足する見込みであり*2、IPA(情報処理推進機構)の調査でも6割超の企業が「大幅にIT人材が不足している」と回答しています*3。
この傾向は日本だけでなく世界的にも共通しており、IMFの報告では2030年までに全世界で約8500万人のテック人材が不足するとされています*4。需要超過により各社の獲得競争が激化し、ITエンジニアの採用難は企業経営上の重要課題となっています。
こうした中で、他業種からITエンジニアへの転職が注目される理由として、まず「収入アップ」が挙げられます。調査によればエンジニアが転職を決めた理由の1位は「収入アップ」(42.4%)で、次いで「会社・業界の将来性への不安」(22.4%)、「キャリアアップ」(16.5%)が続いています*5。
IT業界は他産業より給与水準が高めであり、将来性も明るい点が魅力です。また、コロナ禍以降にリモートワークが普及したことも後押し要因です。エンジニアの約72.3%がリモート勤務を「重要」と感じており*6、柔軟な働き方ができる環境を求めてIT職を志望する人も増えています。
他にも「最新技術に携われる」「手に職を付けて市場価値を高めたい」といった前向きな動機も多く聞かれます。総じて、高待遇・キャリア成長・柔軟な働き方が実現しやすい点が、エンジニア転職が注目される背景にあります。
